令和7年度「水循環ACTIVE企業」に水量水質・人材資金の両カテゴリで認証されました
栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、社長:江尻 裕彦、以下「クリタ」または「当社」)はこのたび、内閣官房水循環政策本部事務局が水循環に資する取り組みを積極的に行っている事業者を登録する「水循環企業登録・認証制度」において、令和7年度の「水循環ACTIVE企業」として、「水量水質カテゴリ」ならびに「人材資金カテゴリ」の両方で認証されました。

「水循環企業登録・認証制度」は、「水循環に資する取り組み」に関心を有する企業や取り組みを行う企業の登録および認証を通じた「見える化」を進め、企業による水循環に資する取り組みのさらなる促進を図ることで、社会全体で水循環に向き合うことを目的に、2024年(令和6年)7月に内閣官房水循環政策本部事務局により創設された制度です。水循環における水量・水質の向上、ならびに、人材・資金等による地域貢献・社会貢献により健全な水循環に資する企業について、水循環に資する取り組みの具体的な目標を掲げる企業を「水循環CHALLENGE企業」として登録、また、水循環に資する取り組みを実施している企業は「水循環ACTIVE企業」として認証されます。
当社は、「水循環ACTIVE企業」として、水量や水質へ直接的に水循環に貢献する「水量水質カテゴリ」、ならびに、人材・資金および機材等を介して水循環に貢献する「人材資金カテゴリ」の両方の取り組みで認証を受けました。
クリタグループは、企業ビジョンである「持続可能な社会の実現に貢献する『水の新たな価値』の開拓者」の実現に向けた重要課題をマテリアリティとして特定しており、その一つに「水資源の問題解決」を掲げています。この方針のもと、事業活動に使用する水量の削減を目指し、各事業所の取水量の削減のため年間目標を設定し原単位での取水量削減の取り組みを進めています。また、従来に比べ節水に大きく貢献する製品・技術・ビジネスモデルをお客様に提供することを通じ、お客様や社会の水資源に係る問題の解決へ寄与しています。
また、次世代を担う児童・生徒・学生に水資源の大切さや水処理への理解を深めてもらうため、出前授業の実施、科学に係る自由研究のコンテストやプログラムへの協賛や、水資源および公衆衛生の問題の改善に関する取り組みとして従業員参加型の水に関する社会貢献活動を実施しています。
さらに、クリタグループにおいては、当社に加え、Fracta Leap株式会社(本社:東京都新宿区、社長:北林 康弘)が、水処理インフラの認知度・理解度を高めるために独自に開発した「水処理カードゲーム」に係る社内外への取り組みが評価され、令和7年度「水循環ACTIVE企業」人材資金カテゴリで認証されました。
クリタグループは、創立以来培ってきた水に関する知を駆使して、お客様と社会に新たな価値を提供する技術、製品・サービスや、ビジネスモデルを創出し、水と環境に関する社会課題の解決を通じた持続可能な社会実現への貢献を引き続き目指してまいります。
<参考リンク>
- 内閣官房水循環政策本部事務局 水循環企業登録・認証制度ポータルサイト
- 2025年10月28日付内閣官房報道発表「148社を「水循環企業」に登録・認証しました!~水循環に資する取組に関心がある企業のインセンティブを高め、より一層取組を推進~」
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